神奈川県企業庁の先進的な漏水調査技術に関する共同研究に参画します

水道テクニカルサービス株式会社は、神奈川県企業庁が取り組む「先進的な漏水調査技術を用いた効率的・効果的な漏水調査方法に関する共同研究」に代表企業として参画します。本研究はwavelogy株式会社（道上竣介代表取締役社長）、株式会社フソウ（角尚宣代表取締役社長執行役員）を共同研究者として行うものです。

 

本研究は、既存の専門技術者の技術力に依存する調査業務から、AIを用いた漏水音の特定と、監視型漏水調査機器を融合したソリューションにより、安定した成果のもと人的業務の省力化を可能とする工法創出を目的とし、契約締結日から令和8年3月31日まで、神奈川県企業庁に提供いただく実証フィールドで行います。

 

当社は、横浜に拠点を置き、神奈川県内、そして日本および国内外で培ってきた漏水調査のプロフェッショナル企業としての知見と経験を生かし、実験機器の検討、設置、運用を通じてデータの収集、解析の全般を担います。

 

全国で大規模な漏水事故が頻発し、漏水に起因する影響が社会問題となる中で、従来手法よりも一層、効率的かつ精度の高い漏水調査技術の発展が急務となっています。

 

経営理念にも掲げていますように、本共同研究への参画を通じて、安全・安心な水の持続的な供給に寄与することで、全ての人が安心して水の裨益を平等に受けられる持続可能な社会を目指し、取り組んでまいります