インドネシア・バンドンでSTSの漏水調査技術サービスを紹介

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 令和6年8月、インドネシアのバンドン市において、川崎市上下水道局がバンドン市水道公社をカウンターパート(CP)に実施している、JICA草の根技術協力事業へ参加しました。

 バンドン市は、首都ジャカルタから南西に165キロにある人口246万人の都市です。バンドン市の無収水率は45%で、バンドン市水道公社(PERMDA)の経営は万全ではなく、水道は70%しか届いておらず、地下水の搾取行為が横行し地盤が急速に沈下する事態となっています。

 川崎市上下水道局とバンドン市水道公社は、BKG(Bandung city & Kawasaki city Gesuido  Projects) と称し、バンドン市における排水水質改善に向けた能力向上に努めています。

 8/26,27に、川崎市と水道公社が主催したセミナーに参加し、CPとの面談やプレゼンを実施しました。その際、当社の漏水調査サービスのノウハウとインドなどでの実績を紹介し、インドネシア側から大きな関心を惹きつけることができました。水道公社からはぜひとも支援してほしく、モデルプロジェクトを実施してくれないかとの提案がありました。

 また、水道公社から市内の給水改善を受注しているアダロ社(Adaro)の現場事務所にも訪問し、当社の技術を紹介し、ビジネスの可能性について意見交換しました。

 STSは国内で培った漏水調査技術サービスのノウハウを活かし、水に困っている海外の人びとに役立てています。

左から、川崎市・水道公社セミナーで発表する社長大島、熱心に聞き入る水道公社市職員、ノベラ水道公社サービス部長と


アダロ社のシンドゥ運営課長と社長大島